西暦2XXX年、人類は太陽系外の惑星への移民計画を進めていた。
そんな中、新しい惑星を探索中の宇宙飛行士が次々と消息を絶つ事件が発生した。
彼らは皆、同じ場所で、以下の様な内容の通信を最後に消息を絶っている。
「東西南北の全ての方角に赤い球が見える。全てここから同じくらいの距離だ。」
これ以上、被害を拡大させる訳にはいかない。
優秀なエンジニアの諸君、人間の代わりにロボットをその地点へ向かわせ、
彼らに一体何があったのか、その謎を解明してほしい。
手元にある情報は、
彼らとの最後の通信の内容と、その時の彼らのおおよその座標データだけである。